先日は脳外科へ行き、一か月分のお薬をもらってきました。 本当は昨日この記事を書きたかったのですがちょっと頭の整理をしたかったので遅くなっちゃいました。
先日、ブログをアップした直後の出来事を今日はお話しますね。
アルツハイマー型認知症の事。 義父の事です。 かなり真面目なお話です。
興味のない方はタイトル横のランキングバナーだけお手数ですがクリックしてくださいね。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆
わかりやすいように義父を緑。 主人を青。 そして私をピンクで色分けしますね。
ちょうど、お薬を取りに行かなきゃって思ってブログをアップした直後でした。
お風呂から出た義父に異変が。 いつもだったら気持ちよさそうに出てくるのだけど、ガチャン! バタン!! とものすごい音を立て始めました。
「俺のお金がまた盗まれた!!! 俺の5万円!! コノヤロウ!!!!」
ものすごい形相で部屋中をブツブツ言いながらひっくり返していました。
「ちょっとオトウサンどうしたの!! 落ち着いて!!!!」
「うるさい!! オネエチャンが盗んだのか!!!!」
久しぶりの認知症特有のお金に執着する症状が出ました。 グーで殴りかかってくる義父。
一日1000円づつお小遣いを手渡しで渡しているので5万円どころか1万円も持っていないはずです。毎日コンビニで飴やお煎餅を買うのが日課の義父。 ならばすでに今日渡したお金は使ってしまい、1000円も持っていないはず。
私と義父の声が家中に響いていたので二階で寝ている主人も起きて一階へ降りてきました。
「うるさいなあもう!! 今日は何事? またお金か!!!」
仕事が夜中からなのでいつも9時には就寝する主人。 義父が暴れ、ギャーギャー騒いでいたので寝ていたのを起こされとても不機嫌な様子でした。
「俺が風呂に入っている間にお前達が俺の金を盗んだんだろう!! いつもいつも勝手に盗みやがって!!!!! 今日という今日はもう許さないからな!!!!!」
「ああ!? 誰が盗むんだよ!! ふざけんな!!!」
「オトウサンもアナタも落ち着いて!!!」
という具合に、3人でかなりの言い合いになりました。 一時間たっても「盗んだ!!警察を呼べ!!!!」と言い張る義父。 「誰も俺もマキも盗んだりしない!」と言い続ける主人。
暴れて首を絞めてくる義父。
ふざけんな。と抵抗する主人。
お願い落ち着いてという私。
そんな中、義父が言った一言。
「お前らが一緒に暮らそうって言うから嫌々一緒に住んでやってんだ! 俺がどれだけ我慢していると思ってんだ!!! 毎日お金を盗まれても一緒にいてやってんだぞ!!!! この家には泥棒しかいないじゃないか!!!!!!」
その義父のいった一言。
私がキレてしまいました。 プチンって。
「だったらオトウサンとはもう一緒には暮らせない!! オトウサンにはもう出てってもらう!!!! じゃなきゃ精神病院に今すぐ入院してもらう!!! これでもう誰にもお金とられないでしょう? 泥棒なんて言われて、殴られて!!!! 私はもうオトウサンとは一緒に暮らせない!!! もう決まり!!!」
気が付いたら泣きながら叫ぶように本音を言ってしまいました。
絶対に言ってはいけない本音。
病気とわかっていて、被害妄想はその認知症の症状だとわかっていて。
でも本音。
何もしていないのに、犯人扱いされて、暴力まで振るわれる。 もうコリゴリ。だと思った。
私が泣き叫んだ瞬間義父がバッっと私の顔を見た。
今にも泣きそうな。 悲しそうな。
我にかえった感じ。そんな表情で私を見ていました。
そして。もう号泣の私です。
時間にしたら5分くらいでしょうか。家の中に私の鳴き声だけが響いていました。
そんな中、主人が静かに口を開きました。
「オヤジ。 落ち着いて聞いてね。 オヤジはアルツハイマー型認知症っていう病気なんだ。 記憶の病気なんだよ。」
「殴ってきたり、これ以上の騒動をおこされたら本当にもう一緒には暮らせないんだ。 介護認定だって降りてるし、空きさえあれば今すぐにでも施設に入れるくらいの状態なんだよ。」
「それでも、家族だから一緒にいよう。面倒みようって俺もマキも仕事の合間をぬって面倒みてるんじゃないか。でも、もう、俺もマキも限界があるんだ。」
主人と話し合い、ずうっと義父にはショックを受けたらかわいそうだからと、病気の事を隠してきたのですが、主人も我慢が出来なくなっていました。
一時間くらい病気の事、誰もお金など盗んだりしていない事。 お金は義父の部屋のどこかにかならずある事。
義父は冷静に聞いてくれました。
アルツハイマー型認知症。 重くその言葉がのしかかってきました。
もう亡くなってしまいましたが、義父のお母さん。つまりおばあ様と同じ病気です。
「そっか。 俺病気なのか。。。」
「うすうす、そうじゃないのかなあって思っていたんだ。 住所だって分からない。今日が何月なのかも分からないんだ。」
「おかしいのかやっぱり。」
家中が静まり返ってしまいました。
「もういいじゃない。 とりあえずなくなったお財布を探しましょう! 絶対にあるよオトウサンの部屋に。皆で探そう! 出てきたらう~~んと美味しいお茶を入れようね!!」
精一杯の笑顔で言ったつもりです。
皆でお財布を探すこと10分。 出てきました。 今日は冬物のガウンの袖の隙間にありました。
見つけたのは義父。
「あった♪ あったよあった~~!!!! ああ良かった~~(*^_^*)」
「んも~~!! オヤジしっかりしてよね~ しまった事すぐ忘れるんだから~(^^♪」
「そんなこと言ったってしょうがないよオトウサン77歳よ~! 誰だって物忘れの一つや二つあるにきまってるじゃない(*^_^*)」
「ごめ~ん(^^ゞ 気をつけるよ~~~(^^ゞ(^^ゞ ああでも良かった~♪ なんでこんなところに紛れたんだろう? これじゃあ見つからないよな~~(^^ゞ」
財布が出てキタ事によりすっかり笑顔を取り戻し、病気の事を説明したことなどその頃には義父の記憶からはもう抜けていました。
言葉の切り出し方一つでさっきまでの重くのしかかっていた暗い空気はすっぽり抜け、表情までまるで別人のように明るくなる。
感情にまかせてついつい出てしまった私、主人、義父のそれぞれの本音。
ハッとした義父の悲しそうな表情。 心に突き刺さってしばらくは忘れそうもない私です。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆
そんな事もあったりしてすっかりと記事の更新が遅くなってしまいました^-^;
今回いただいたお薬はこちら。 いつものお薬に、1種類増えてしまいました。
1。アリセプト5mg(認知症の薬)
2。ディオバン80mg(血圧の薬)
3。テグレトール100mg(興奮を抑える薬)
4。抑肝散(血液さらさらの漢方薬)
5。リスパダール半錠(精神安定剤)
定期健診以外の時は私だけがお薬を取りに行っています。
「最近のご様子はどうですか?」という医師の問診に「最近また暴れる事が多くなってきました。」という事を伝えました。
軽い安定剤を出しましょうかと言われ、一錠ではなく半錠出してもらったのがこちらのリスパダールです。
薬剤師さんが丁寧に半分にカットしてくださり、半錠づつ包んでくださいました(*^_^*)
テグレトールも確か精神安定剤の役目があるはず。 毎日飲んでいるから少しづつ効かなくなっているのかな。 とりあえずリスパダールも加えてしばらく様子を見ようと思います。
義父には 「体が痒いっていつも言ってるから、痒み止めのお薬も一緒に出してもらったの♪ これで痒みもおさまるといいね(*^。^*)」 と言って飲んでもらいました。
お薬が増えた事はちょっと嫌だけど、これでまた義父も安心して落ち着いた生活が一緒にできればいいなと思います。
☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆
いつも真面目なお話になると長くなってしまってごめんなさい。 あ~。暗いな本当に今日のは(;_:)
前回のナポリタンの記事の時に「認知症の調子が良い」と書いた矢先だったのにな(;_:)(;_:)
思わず弱気な事を書いてしまいました(>_<)
こんな記事なのに最後まで読んでくださって本当にどうもありがとうございます<(_ _)>
明日からまた、明るい我が家のごはんの様子でも伝えていきたいと思いますので、これに懲りずにまた遊びに来てくださいねヾ(*'▽'*)ノ♪