介護認定調査
先々月だったでしょうか。 10月だったかな?
義父の「詐欺未遂事件」がキッカケで、迷子も頻繁に続いたりしていたので「今現在の介護度が知りたい!」と思い役所の方に介護認定不服申立をしました。
あ! 過去の義父に関する介護の事などはカテゴリーの「アルツハイマー型認知症」からのぞいてみて下さいね<(_ _)> こちらに義父が詐欺未遂にあってしまった事やその後の対処方などを載せています<(_ _)>
旅行も行ったりして、なんだかんだで記事をアップしていなかったのですが、認定調査も無事に終わりました。
不服申立をしてから一週間後位に「日取りを決めたい」 と私のケータイへと電話がありました。
認定調査は朝9時から夕方5時までの時間内でという事。
土日はダメという事。
2時間から3時間かかるという事。
普段は仕事をしているのでどうしても平日は難しい。
私の休みは金曜日だけど、金曜日は義父の病院通いの日。
朝は歯医者。 午後からは脳外科へ行ったり皮膚科や形成外科へ連れて行ったり。
役所の対応にははじめから全くの期待はしていなかったけれど、こうもダメダメと言われるとやっぱり役所には不信感を持ってしまう。。。
銀行などへ行ったりなど、家の仕事だってぎっしり詰まっていて、結局平日の時間がとれず不服申立をしてから約一か月以上もの期間があいてからの認定調査となりました。
いよいよ認定調査の当日。
義父には「今日は役所のアンケートの人が来るからね!」と朝から何度も伝えて、絶対に外へ出ないようにと念を押していました。
認定調査は午後3時から。 金曜日にすべての病院が終わってから受ける事にしました。
約束の時間になり、いよいよ認定調査。
義父は自分が正常であると思い込んでいるために、「介護など必要ない」と思っている。
調査員の方にはあらかじめ「アルツハイマー」や「介護」という言葉を避けてもらうように伝えておきました。
「こんにちわ~! 市役所からきました! 75歳以上の方全員対象のアンケートを取りに伺いました~!!」
明るくさわやかにやってきた女性の調査員。
それなのにいきなり義父。。。。 荒れてました。
調査員に向かって「おたく何?? 何なの?? 役所が何の用???」
ケンカ腰のものいい。
やれやれ。 どうしていつも義父ってば気に入らないと誰にでもこうなのかしら。。。
お茶を入れ「75歳以上の人は全員受けないといけないアンケートだよオトウサン。 このアンケートを受けないと年金の更新が出来ないから年金もらえなくなっちゃうんだよ~」 と、とっさの嘘を言い、なんとかなだめて調査開始です。
「今現在のお歳はおいくつですか?」 との問いかけに、なんと義父ってば
「え~~~っと、たしか60。。。1か2だったかな?? あれえ? オネエチャン俺いくつになったけえ???」
いきなり初めの質問から答えがでません。 「オネエチャン~~!!」との助け舟に私が答える羽目に。
「77歳でしょう?? やだ~オトウサ~ン そうやってすぐ若ぶるんだから~~ 15歳以上もサバよんで~~♪♪」 明るく茶化しながら答えるしかありません。
何項目もの質問(たしか60項目だったような。。。) のほとんどが正確に答える事が出来ませんでした。
義父への調査が終わると、今度は私たち家族のための調査です。
現在困っていること。 度重なる迷子の事。 詐欺未遂に合いとても毎日が不安であること。
思った事はすべて伝えたつもりです。
私たちへの質問の中に「何かに執着したり、収集癖みたいなものはありますか?」というのがあり、「お金にとても執着していること」をまず伝えました。
そして、ブログでは初めて書くのだけど、義父、収集癖があります。
これは認知症の特有の症状のようです。
義父の場合は「棒」 これは棒なら何でも。 木の枝から植木に使うような支柱やら、竹を折ったもの。 だいたい1メートルくらいの長さの棒。
「見せてもらえないでしょうか?」との問いかけに「危ないので部屋で見つけたら外にこっそり隠すようにしてあるので、 外へ出た時に」と伝え、そのまま私たちへの調査が続行し、帰る時、家の裏へ回ってもらい、たくさんの「棒」を見てもらいました。
あまりの数にビックリしたようです。 調査員の方も「え~! こんなに?? たぶん70本はありますよね~」 と驚いておりました。 「捨てても捨ててもどこからか集めてくるんです」と伝えました。
なんだかんだで調査も無事に終わり、あとは結果を待つのみ。
帰りの際に調査員の方へ「もう役所へは手続きはしてあるんですけれど一応、、、あの、義父の名義で介護結果を郵送しないでくださいね。」 念押しをしました。
結果は約2週間で出るとの事。 ところが一か月たっても認定結果が届きません。
いったいどうなっているのか? 役所へ問い合わせの電話をしてみると、「何月何日付で郵送してある記録が残っています」 とのこと。
こうなればやっぱり結果は我が家に届いている。 絶対に我が家にある! しかも義父の部屋に!!!! 義父の部屋を探すこと1週間。
ありました。 市役所の封筒。 高齢福祉課のオレンジの封筒!!!!
。。。。。義父の名義で。
あれだけ念押しもしたのに、もうがっくり。 役所ってどこまでずさんなのかなあ???
次の日、主人が役所へ乗り込んだのは言うまでもありません。
義父の名義で書類など送らないように。と手続きをするのは実はこれで3度目。
やれやれ。
そして、介護結果です。
「要介護2」→「要介護3」 になりました。 ひとつ上がったわけです。
また詐欺にあったら?? と不安で仕方がない毎日。 「早く施設へ入れたら。。」「介護度が進めばもっと早くに施設に入れてもらえるのではないか。。」と。
一日でも安心して暮らしたいと思って不服申立をしたけれど、やっぱり介護度が上がればなんだか複雑な気持ちになりました。 「もう3かあ。。。」って。
2から3になったからって何が変わるわけでもないけれど、家族が安心して暮らせたらそれでいい。
この認定調査直後から義父の迷子がぴたりと止まった。 だからこそ、私たちは旅行へも行けた。
日々変わる義父の調子。 認知症のかたってみなこうなのかなあ?? 良くなったり、悪くなったりなのだろうか。。。 今度脳外科へ行った時にドクターへ聞いてみようと思います。
ふ~~。 すみません。 だらだらと書いていたら長くなっちゃった。 最後までお付き合いくださってどうjもありがとうございます<(_ _)> ランキングに参加しています! もしよろしかったらタイトル横のランキングバナーをクリックしてくださいねヽ(^o^)丿
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